本校の学校図書館の入口には、テーマに応じた書籍を展示するコーナーがあります。
今回のテーマは、「表紙に2人の人物が描かれている本」。
友達? 兄弟? ライバル? 恋人? 赤の他人?・・・表紙に並ぶ二人の姿からは、それぞれの物語が始まる予感が伝わってきます。同じ「表紙に2人の人物が描かれている本」でも、その関係性は実にさまざまです。
このコーナーを見ながら、「学校生活にも『2人(ペア)』で活躍する場面がたくさんあるな」と感じました。
例えば、授業ではペアで意見を交換したり、お互いに考えを伝え合ったりします。
2年生はもうすぐスタディツアーで、キャンプファイアーを行います。フォークダンスでは、ペアで踊る場面があります。男女ペアはちょっと照れくさいかもしれませんが・・・中学校ならではの貴重な経験です。
「ペア(pair)」に似ている言葉で、「ピア(peer)」という言葉も教育の世界では使われることがあります。「ピア(peer)」とは、年齢や立場、経験などが近い仲間や同僚という意味です。
人は、大人から教えられるだけではなく、仲間と関わることで大きく成長します。 同年代の仲間だからこそ心が動き、挑戦する勇気をもらえることがあります。これが、ピア効果の大きな力です。
学校は、一人で学ぶ場所ではありません。仲間と考えを交わし、ときには励まし合い、ときには切磋琢磨しながら、自分一人ではたどり着けない学びに出会う場所です。
図書館に並ぶペアが、それぞれの物語を紡いでいるように、本校でも、さまざまなペアの出会いが、新しい学びや成長の物語を生み出しています。
「誰と学ぶか」は、「何を学ぶか」と同じくらい大切です。
これからも、生徒たちには仲間との出会いを大切にしながら、互いに高め合う学校生活を送ってほしいと願っています。