本校では、金曜日に「テーマ研」の時間があります。
これは、生徒たちがそれぞれの自分の興味や関心に基づいたテーマで、探究的な学びを進める時間です。
その中のひとつに、「哲学対話」に取り組んでいるチームがあります。
哲学対話は、ひとつの問いについて、互いの考えに耳を傾けながら、「なぜそう考えるのだろうか」と問い返し、自分自身の考えも深めていく学びです。
今日は、その哲学対話に私も参加させてもらいました。
私が参加したテーマは、「環境と努力、どちらが大事か?」。
対話が始まると、生徒たちからは実に多様な意見が飛び交いました。
ファシリテーター役の生徒からは
「もし、日本一教えるのが上手な先生と、日本一努力するのが上手な生徒がいたら、どちらがいい成績をとれるか?」
「もし、資産がたくさんある家庭で育った場合と、資産がない家庭で育った場合は、どちらがどりょくするか?」
「成功体験と失敗体験、どちらが努力する原動力になるか?」
と、次々に新たな問いが出され、議論が発展していきました。
これからの社会では、答えの決まった問題を解くだけではなく、「答えのない問い」について、多様な人と対話しながら考え続ける力が求められます。
今日、生徒たちの対話に加わり、まさに「答えのない問い」を考える力を着実に育んでいることを実感しました。