生徒が育つ教室には、理由がある。

学校を参観した人は、まず何に目を向けるでしょうか。

 

最新の設備でしょうか。

珍しいタイプの授業でしょうか。

 

先日、東京学芸大学教職大学院の大学院生37名が本校を訪れ、授業を参観しました。

 

教職大学院生たちが、授業参観後に語っていた内容の多くは、本校の「生徒の姿」でした。

 

「自分の考えをしっかりもっている」

「友達の意見を認めながら、自分の意見を伝えている」

「間違えても最後まで発言しようとしている」

「学んだことを一般化して考えている」

「授業への参加意欲が高い」

 

ある英語科の授業を参観した大学院生は「答えに自信がもてない場面でも、生徒が最後まで発言を続ける姿が見られました。先生が最終的に自分を支えてくれるという安心感があるように感じました」と述べていました。

 

また別の大学院生からは、「教師と生徒、生徒同士の信頼関係が見えた」「互いに認め合う学級のように感じた」「生徒が明るく前向きで、温かい雰囲気の中で授業が進んでいた」という感想もありました。

 

学校の価値は、生徒の姿に表れると思います。

 

その姿こそが、本校の教育の成果であり、そして、教師の授業力の証でもあります。

ひとつひとつの生徒の姿の背景には、教師による授業設計や学級づくりが影響しているからです。

 

教師の姿についてのフィードバックも大学院生から寄せられました。

 

「先生が粘り強く発問し、生徒の考えを広げていた」

「生徒の声を丁寧に拾っていた」

「全員が発言できる機会を意図的につくっていた」

 

実は世田谷中学校の知られざる特徴として、「学び続ける教師の集団」でもあるのです。