専門用語としての「授業のねらい」

先日、初対面の先生に、授業の指導案についてアドバイスする機会がありました。

とても展開が面白い道徳科の指導案でした。
ただ、展開の内容は面白いのですが、そもそもの授業のねらいを達成できるかどうかが心配でした。

そこで、
「授業のねらいからブレなければ、とてもいい授業になると思います。」と、コメントしました。

この先生は、「授業のねらいからブレない」という、その一言だけで、この授業で何を大切にしなければならないかを、全て理解されていました。

「授業のねらい」という学校の専門用語。
私も体得するまで、10年以上かかりました。
この言葉を理解し、具現化できるようになることが、飛躍的な授業力向上につながると確信しています。