特別支援教育の地域性

東京都は全国的に見て、「特別な」特別支援教育システムのようです。

例えば、特別支援学級の存在。東京都では、知的障害が入級の基準です。知的障害がなければ入級することはできません(ことになっている)
東京都以外では、もちろん知的障害の子どもも入級できますが、自閉スペクトラムなどのいわゆる「情緒障害、自閉症」が入級の基準となっているところも多いですね。

また東京都では、通級指導教室から特別支援教室への転換を図っています。しかし、区や市によって、特別支援教室のシステムが結構異なります。

なんでそんなにあちこちで違うの?という声もよく聞かれます。

けれども、これこそ地域の実情に応じた特別支援教育の展開なのではないかなあと思います。

特別支援教育はシステム的にも、通常の教育よりはるかに先を進んでいるような気がします。