通級教員によるコンサルテーション

コンサルテーション、という言葉も、なんというか文系メカニック男子が好きそうな言葉だなあと思います。
あまり女性で好んでこの言葉を使っている人はいないような印象です。

それはさておき、通級指導教室の教員の使命として、通常の学級の担任に対して特別支援教育の視点からアドバイスする、いわゆるコンサルテーションのお仕事があります。

簡単に言うけど、これは相当な技量が必要です。

新学習指導要領では、障害のある子どもへの配慮事項が、どの教科でも示されています。

まずは、これを使いましょう。

「Aさんは、ボールが怖いみたいなんです。空気を少し抜いたボールを体育の時間に使ってもらえませんか?いやいや、学習指導要領にそう書いてありますので」
みたいな感じで。

私のアイデアではない。学習指導要領様がそうおっしゃっているんです。という「スタンス」が、通級のコンサルテーションには必要なのかなあと思っています。