子ども主体という原点

授業ユニバーサルデザインに限らず、授業の展開論に深くこだわっていくと、だんだんと子どもの姿が遠くなっていく傾向があります。
これは、常に自戒してなければ、と思っています。


教育の研究ではとかくこういうことが起こりがち。
学校も教師も、子どもあってのものだから。


矛盾するようですけど、学校の都合、教師の都合ももちろん存在します。学校は、公的な役割を担わなければならないし、教師は労働者として働かせすぎてはいけないと思います。


バランスが大事です。
授業ユニバーサルデザインに大切なよは、「バランス」です。

子ども主体と、教師主導のバランス。
全体指導と、個別指導のバランス。
掲示物のバランス。

バランスがいい授業にいかに近づくか、そういう視点があってもよいと思います。